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80歳繰下げ時代に勝つ!終身保険の賢い選び方・使い方

更新:
河又 翔平 (保有募集人資格:一般課程・専門課程・変額課程)
執筆者河又 翔平 (保有募集人資格:一般課程・専門課程・変額課程)
80歳繰下げ時代に勝つ!終身保険の賢い選び方・使い方
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80歳繰下げ時代がやってくる?制度とリスクをおさらい

2022改正で公的年金の繰下げ上限は75歳になり、“実質80歳繰下げ”と呼ばれるほど自由度が広がりました。80歳繰下げを選ぶと年金額は65歳開始比で最大+84%になりますが、損益分岐は男性で86歳前後・女性で88歳前後。平均寿命(男性81.05歳・女性87.09歳)と比べても微妙なラインであり、長生きしなければ受給総額で“元が取れない”リスクをはらんでいます。

繰下げって本当におトク?

75歳まで遅らせたほうが絶対に得なんですよね?
河又 翔平 (保有募集人資格:一般課程・専門課程・変額課程)
増額幅だけを見ると魅力的ですが、65〜75歳の10間をどう生き抜くかがカギです。健康状態・就労予定・貯蓄状況を総合的に点検し、まずは1〜2だけ繰下げて様子を見る“段階戦略”も有効ですよ。

空白10をどう埋める?生活費とライフイベント費

繰下げ期間中の家計を試算すると、夫婦2世帯で月22万円10間で約2,600万円が必要という試算も。ここには所得税・住民税・健康保険料も含まれます。退職金だけで賄うのは難しく、老後資金の“調整弁”が欠かせません。

繰下げ空白を埋める3大戦略

  • 1
    就労延長やパート勤務で月5〜10万円のキャッシュフローを確保する
  • 2
    iDeCo・新NISAの取崩しや定期預金の計画的な取り崩しで不足額を補う
  • 3
    終身保険の解約返戻金や死亡保障で“生きても・万一でも”家計を守る

終身保険が注目される4つの理由

①繰下げ中に万一死亡しても遺族へ保険金が即時支払われる/②払込終了後に解約すれば“自己年金”として資金化できる/③「500万円×法定相続人」の相続税非課税枠で現金より有利/④リビング・ニーズ特約など前払い機能で介護・医療費にも転用しやすい——これらが終身保険再評価の背景です。予定利率は2025春から0.4%に引き上げられ、保険料も平均7〜10%低下しています。
河又 翔平 (保有募集人資格:一般課程・専門課程・変額課程)
増やすか、守るか——終身保険は「守り」を担うことで貯蓄商品と住み分けます

繰下げ中に死亡したら?遺族年金ギャップを数字で確認

65歳男性が遺族厚生年金65万円/年の妻を残して75歳まで繰下げ中に亡くなると、妻が受け取る遺族年金は月10万円弱。夫婦2時の生活費平均(総務省家計調査)約26万円に対し16万円のギャップが生まれます。ここを埋める保障額として、目安1,500万円終身保険を設定するケースが増えています。

商品タイプ別 比較のツボ

低解約返戻金型は保険料が割安で“元本回収”は払込満了前後。外貨建ては予定利率3%台でも為替リスクが重く、契約後4で6割が解約という金融庁統計も。健康不安がある人向けの引受緩和型は保険料が標準体の1.4〜1.8ですが、医療・投薬状況次第で一般型に通るケースもあるため“まず通常審査に挑戦”が鉄則です.

80歳でも入れる?保険料は割に合う?

母(80歳)でも加入できますか?高すぎて損しませんか?
河又 翔平 (保有募集人資格:一般課程・専門課程・変額課程)
加入年齢上限90歳の商品もあります。ただし80歳女性200万円保障で月保険料約2万円、100歳まで払うと総額480万円前後。『葬儀費用をピンポイントで確保』『非課税枠の活用』など目的を限定し、保険料総額と保険金額を必ず見比べましょう。

オンラインFP相談を活用した“失敗しない”5ステップ

  • 1
    LINEで家計・健康情報を事前共有し、必要保障額を自動計算
  • 2
    候補商品を『円建て』『外貨建て』『緩和型』の3本に絞る
  • 3
    元本回収年・解約返戻率カーブを比較し“買い時”を確認
  • 4
    保険料が家計比率5%以内に収まるかストレステスト
  • 5
    限定キャンペーンのギフトBoxを受取りつつ申込手続きを完了

年代・世帯別シミュレーションでイメージを固める

●60代前半:退職金の一部300万円10払済→80歳時点返戻率104%、死亡時は300万円保障/●70代夫婦:終身払いで500万円保障+優良体割引−12%/●独身女性(65歳):一時払い1,000万円→解約予定80歳で返戻率112%+死亡時は同額非課税枠内、といった具合です。ライフプランに合わせて設計をカスタムしましょう。

外貨建て終身は“為替+手数料”を必ず二重チェック

米ドル建て終身の予定利率は3%台でも、1ドル160130へ円高になれば円ベース返戻率は10〜15%吹き飛ぶことも。販売手数料(初期5〜7%)・為替スプレッド(往復2程度)を加味すると、実質利回りは年1%台まで低下します。FP相談時に『為替−20%シナリオ』を必ずシミュレーションしてもらいましょう。

相続対策としての終身保険—非課税枠と分割トラブル防止

相続税課税割合9.9%時代でも、都心マンションと預貯金を持つ家庭では課税対象になりがち。終身保険なら受取人固有財産となり、口座凍結を待たず即日現金化できます。『500万円×法定相続人』の非課税枠を使い切る形で保険金額を設定すれば、現金で持つより税負担を確実に抑えられます。
河又 翔平 (保有募集人資格:一般課程・専門課程・変額課程)
数字に振り回されず、自分と家族が納得できる保障額を選びましょう

まとめ:重要ポイント

  • 1
    80歳繰下げは年金額+84%だが平均寿命と損益分岐が接近しリスクも大きい
  • 2
    繰下げ空白10の生活費には就労・資産取崩し・終身保険活用の三段構えが必要
  • 3
    終身保険は死亡保障・解約返戻金・相続税非課税枠という3in1機能が魅力
  • 4
    外貨建ては為替リスクを必ずシミュレーションし、手数料控除後の実質利回りを確認
  • 5
    オンラインFP相談を活用すれば家計比率や元本回収年をプロが無料でチェックできる

ぜひ無料オンライン相談を

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