45歳早期退職の収入空白10年を埋める!終身保険×FP相談完全ガイド2025
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執筆者河又 翔平 (保有募集人資格:一般課程・専門課程・変額課程)

45歳早期退職
終身保険
FP相談
収入空白
NISA
iDeCo
目次
45歳で会社を辞めたら、まず何が足りない?
45歳早期退職 を選ぶ人は増えています。政府統計の総合窓口 e-Stat に掲載された令和4年就業構造基本調査[14600表]によれば、45〜49歳で前職を離職した人は約37.2万人(男性21.1万人、女性16.1万人)と5年前比で6%増えました。退職後すぐに厚生年金が受け取れるわけではないため、最大で“収入空白10年”が生じます。家計キャッシュフローを可視化すると、健康保険料・住民税・国民年金保険料などの隠れコストが年120万円前後になる例も珍しくありません。
収入空白10年を“見える化”する3ステップ
- 1退職後10年間の支出(生活費・社会保険料・教育費)を月単位で洗い出して合計する
- 2公的年金のねんきん定期便を使い、65歳・75歳受給開始ケースの手取りを試算する
- 3不足額を退職金・現預金・運用資産・保険の解約返戻金の4つの“財布”に割り振る
公的年金は75歳繰下げで最大84%増だが…
2022年4月改正で年金は60〜75歳の間で受給開始時期を選べるようになりました。日本年金機構の資料によると、75歳まで繰下げると年金額は 最大84%増 します[0.7%×120か月]。(日本年金機構「年金の繰下げ受給」) しかし繰下げた分だけ「無年金期間」が伸びるため、退職後の生活原資を別ルートで確保しておくことが前提条件です。
退職金だけで10年乗り切れますか?
退職金が2,000万円あります。運用しなくても生活できますか?

毎月の支出が25万円なら10年間で3,000万円必要です。インフレ率2%を加味すると約3,300万円に膨らみます。退職金だけでは不足するため、終身保険の解約返戻金や NISA を併用し、“取り崩し順序”を設計しましょう。
終身保険の解約返戻金を“自家年金”に転換する仕組み
終身保険 の解約返戻金は、払い込みが終わると預貯金に近い流動性を持ちます。一時払い2,000万円・予定利率1.5%の商品例で、65歳時点の返戻率は約108%、75歳では約121%が目安(2025年5月主要4社平均)です。
ただし以下のリスクも必ず確認してください。
- 払込期間中の解約は返戻率が大きく下がる(元本割れ)
- 予定利率は契約時に確定するが、インフレに連動しない
- 「低解約払戻金型」は一定期間の解約控除が大きい
保険募集管理規程上、終身保険は預貯金・債券の代替ではなく保障と貯蓄を兼ねる金融商品であり、元本保証ではありません。必ず重要事項説明書でリスクとコストを同程度に確認しましょう。

保険=守り、投資=攻めではなく、双方を組み合わせて初めて早期退職後の家計はブレにくくなります。
ケーススタディ:退職金2,000万円の振り分け例
【40代単身モデル】
退職金2,000万円を①終身保険一時払い1,000万円(75歳以降に取り崩し)②新NISA成長投資枠700万円(年4%想定)③生活予備費300万円に分割。65歳までにNISAから月6万円を取り崩し、75歳以降は解約返戻金を年120万円ずつ取り崩す設計にすると、85歳時点の金融資産残高は約580万円。
前提:物価上昇率2%、運用リターン4%、解約返戻金利回り1.2%、税前。シミュレーションは将来を保証するものではありません。
終身保険設計5つのチェックリスト
- 1保険料払込期間を退職前年までに短縮し、退職後の固定費ゼロ化を図る
- 2解約払戻率が100%を超える時期を必ず把握する
- 3配当金は据置型か受取型かを選び、税負担も確認する
- 4インフレ対応の増額特約は費用対効果を数字で比較する
- 5死亡保険金が相続税非課税枠(500万円×法定相続人)に収まるかシミュレーションする
NISA・iDeCoとのハイブリッド戦略
NISA で流動性と成長性、iDeCo で節税と老後年金化、終身保険 で保障と資金化。この3本柱を組む際の基本は「流動性→課税メリット→保障」の順に取り崩すことです。NISA口座を先に使うことで含み益を非課税で受け取り、保険の解約時期を後ろ倒しにすると返戻率が向上しやすくなります。リスク許容度が低い場合は債券ETFと予定利率型終身保険を組み合わせ、中リスクなら全世界株ETFと利率変動型終身保険を組み合わせるなど、ポートフォリオを“保障付運用”と考えるのがポイントです。

資産寿命と健康寿命は人それぞれ。だからこそ FP との対話でシミュレーションを何度もアップデートしましょう。
無料オンラインFP相談の活用手順
1)LINEでAIチャットに相談内容を送信
2)AIの診断レポートを確認し、オンライン面談を予約
3)面談前に「退職金額・ねんきん定期便・保険証券」を写真でアップロード
4)FPが家計・保険・投資を統合したキャッシュフロー表を作成
5)面談後はイエローカード・システムで勧誘ストップも可能
相談は完全無料・全国対応。退職後も何度でも見直しができ、予定利率や税制が変わるたびにプランをアップデートできます。
まとめ:重要ポイント
- 145歳早期退職では65歳までの収入空白をどう埋めるかが最重要課題
- 2終身保険は保障と貯蓄を兼ねるが元本保証ではない点を必ず確認する
- 3退職金・NISA・iDeCoの“取り崩し順序”を決めると税負担を抑えやすい
- 4ケース別シミュレーションで資金枯渇年齢を把握し、定期的に更新する
- 5オンラインFP相談なら無料で家計・保険・投資を一括で最適化できる
ぜひ無料オンライン相談を
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