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【2026年1月更新】ねんきん定期便の見方|不足額と生命保険3ステップ設計

更新:
山中 忠 (FP1級・証券外務員一種保持)
執筆者山中 忠 (FP1級・証券外務員一種保持)
【2026年1月更新】ねんきん定期便の見方|不足額と生命保険3ステップ設計
ねんきん定期便
年金見込額
年金不足額
在職老齢年金62万円
ねんきんネット
公的年金シミュレーター
生命保険設計

はじめに:ねんきん定期便を“年1回の資金点検”に

ねんきん定期便は、これまでの年金加入記録と将来の受け取り見通しを確認できる年に1度の大切な通知です。2026年は、働きながら受け取る年金の基準が「在職老齢年金の支給停止ライン」62万円へ引上げ予定、医療・介護の自己負担も段階的に見直しが進んでいます。制度の最新ポイントを押さえつつ、定期便の読み方、あなたの不足額の算出、そして保険で“必要な分だけ”埋める3ステップをやさしく解説します。
最新の制度資料も記事内のリンクから確認できます。たとえば、在職老齢年金の概要と改正案内は(在職老齢年金制度が改正されます(2025年12月版))、家計の実態は(家計調査報告 2024年平均結果の概要)が参考になります。

よくある悩みとこの記事で解決できること

  • 1
    自分の定期便の“年金見込額”が何を意味するかが分からない→年齢別の表示と前提を整理して読み解き方を提示
  • 2
    年金だけで暮らせるか不安→不足額の出し方を差額×期間で具体化し、平均的な数字感も紹介
  • 3
    保険でどれくらい備えればいいか分からない→短期・長期の不足に合う保険の役割分担で過不足なく設計
  • 4
    最新の改正(在職老齢年金62万円、入院食費、介護室料相当額)を家計にどう反映するか→一次資料リンク付きで数値前提を明確化

ねんきん定期便が届く人・届かない人の基本

ねんきん定期便は原則、毎年の誕生月に郵送されます。35歳・45歳・59歳の年は封書の“詳細版”が届き、それ以外は圧着ハガキが基本。国家公務員共済の案内ですが構成は厚生年金でも同様で、記載項目を確認できます。(令和7年度にお送りする「ねんきん定期便」(KKR))
引っ越し後の住所未更新などで届かないことがあるため、ねんきんネットの登録・電子版への切り替えも検討を。

見込額は“確定”なの?

ねんきん定期便の“年金見込額”って、この金額が必ずもらえるという意味ですか?
山中 忠 (FP1級・証券外務員一種保持)
結論は“保証額ではありません”。現時点の加入条件が60歳まで続く前提の試算です。収入や加入期間が変われば受取額も上下します。繰下げ受給や在職(働きながら受給)の選択でも変化しますので、毎年の定期便とねんきんネットの試算を併用して最新の見通しを確認しましょう。

年齢別フォーマットの読み方(35・45・59歳の封書版含む)

35歳・45歳の封書版では「全加入履歴」「標準報酬月額・賞与の月別一覧」「これまでの加入実績に応じた年金額」が詳しく分かります。59歳の封書版では「老齢年金の種類と見込額(65歳以降の年額)」が確認でき、最終点検のタイミングです。具体項目は(令和7年度にお送りする「ねんきん定期便」(KKR))のフォーマットが参考になります。

加入期間と保険料納付額の確認ポイント

「年金加入期間(受給資格期間)」が10年以上(120月)あるかをまず確認。国民年金の未納・免除や厚生年金の標準報酬月額の記録は直近13か月分が載るため、漏れ・不整合がないか点検します。厚生年金保険料は原則“労使折半”で、定期便に載るのは本人負担分の累計です。実際の年金額の計算には会社負担分も反映される点は安心材料です。

“最近の月別状況”は何を見る?

直近13か月の“最近の月別状況”では、どこに注目すればよいですか?
山中 忠 (FP1級・証券外務員一種保持)
国民年金は納付/免除/猶予の区分、厚生年金は標準報酬月額・賞与の記録が要点です。未納があれば追納を検討、標準報酬の記録が勤務実態とズレていないかをチェック。ズレや漏れは年金事務所へ早めに相談しましょう。

“年金見込額”の注意点と前提の理解

年金見込額は、いまの収入・就労条件が60歳まで続いたと仮定した推計です。早期退職や再雇用で収入が下がれば見込みより減る可能性があり、逆に高収入で継続すれば増えます。繰下げ受給の選択や、在職老齢年金の基準改正(2026年4月予定)も受取設計に影響します。

年金不足額の出し方:差額×期間の3手順

老後の赤字を年金不足額として数値化すると、次の設計が一気に進みます。
  1. 老後の年間支出(生活費+住居維持+医療・介護+趣味・予備費)を見積もる。
  2. 公的年金の年間受取見込みと就労収入・企業年金・退職金の取り崩し等を合算し、年間収入を見積もる。
  3. 年間不足額=年間支出−年間収入を、想定年数(例:65〜85歳の20年)で掛け合わせる。
平均的な目安も参考になります。総務省の2024年平均では、夫婦高齢者無職世帯の毎月の不足は約3.4万円(可処分所得222,462円・消費支出256,521円)でした。(家計調査報告 2024年平均結果の概要)
例:不足10万円/月が20年続くなら、10万円×12か月×20年=2,400万円。家計の実額で置き換えて、あなたの“不足総額”を掴みましょう。

見落としがちな医療・介護の“実費”を支出に上乗せ

生命保険で埋める設計:3ステップの具体策

不足総額が見えたら、保険は“足りない分だけ”を埋める役割で使います。
・短期の不足(例:定年〜年金開始の5年)には、保険料が割安な定期保険や収入保障保険で毎月の赤字を補填。一定の基礎収入があれば、在職受給や繰下げの選択肢が広がります。 ・一生のニーズ(葬儀費・相続対策・少額の家族資金)には終身保険で“必ず残す”枠を最小限に。解約返戻金を取り崩す設計も選択肢。 ・医療・介護は、公的で賄えない“実費”に的を絞って特約や一時金で薄く広く。
とくに2026年4月からの在職老齢年金62万円(支給停止ライン引上げ予定)は、働きながらの受取が柔軟になります。制度の骨子は(在職老齢年金制度が改正されます(2025年12月版))をご参照ください。
山中 忠 (FP1級・証券外務員一種保持)
家計の不足額は、生活の質に合わせた差額×期間で決まります。必要な分だけ、目的に合う保険を重ねれば、ムダの少ない安心がつくれます。

ケース別の設計例(要点だけ)

・59歳定年前後の“空白5年”は、収入保障保険(月8〜10万円)+短期の定期保険(一時金)で二段構え。退職金の分割受取もブリッジに。 ・共働きは「最低支払保証」を活かし、保険金の受け取り期間を短めに平準化。団信と重複を外す。 ・繰下げ受給の比較は、在職・通常受給・繰下げ後の生涯収支で“赤字ゼロ”を優先。

つまずきやすいQ&A・落とし穴回避

Q1. 定期便の“見込額”は確定?→確定ではありません。収入・加入の前提が変われば上下。毎年の点検と試算で“いまの最新値”を。 Q2. 会社負担分は年金に反映される?→厚生年金は労使折半で納め、給付計算は双方の負担を基に行われます。 Q3. ねんきんネット・公的年金シミュレーターの使いどころは?→定期便のQRからの試算案内があり、在職や受給開始年齢の条件変更で将来額をシミュレーションできます(案内は(在職老齢年金制度が改正されます(2025年12月版))にも記載)。 Q4. 乗り換え時の“空白”を防ぐには?→先に新契約を成立させてから旧契約の解約・減額を。責任開始日・免責期間のダブり確認を必ず。

無料オンラインFP相談へ:行動の一歩

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まとめ前のひと呼吸:今日やることを1つ決める

まず定期便の“年金見込額”と最近13か月の記録を確認し、生活費の現在地(家計簿の月平均)をメモ。次に不足額のラフ試算を5分で作る。その結果を持ってFPに相談すれば、具体策まで一気に進みます。

まとめ:重要ポイント

  • 1
    ねんきん定期便は年齢別の前提と表示を理解し、毎年“最新の現実”を更新する
  • 2
    不足額は差額×期間でシンプルに数値化し、医療・介護の実費も上乗せして見積もる
  • 3
    保険は短期(定期・収入保障)/長期(終身)で役割分担し“必要な分だけ”重ねる
  • 4
    2026年は在職老齢年金62万円・入院食費・介護室料などの改正を家計に反映する
  • 5
    ねんきんネットや試算ツールを活用し、毎年の定期便を資金計画の起点にする

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