脂質異常症でも入れる!生命保険審査突破×FP相談術2025夏
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執筆者河又 翔平 (保有募集人資格:一般課程・専門課程・変額課程)

脂質異常症
生命保険審査
告知書
FP相談
オンライン保険相談
引受基準緩和型
予定利率
目次
健康診断で脂質異常症…でも大丈夫!
健康診断で 脂質異常症(旧・高脂血症)と指摘され、「生命保険に入れないのでは?」と不安になる方は少なくありません。しかし近年は健康リスクデータの蓄積とオンライン診査の進化により、保険会社の引受姿勢は確実に変わっています。本記事では、2025年夏時点での 生命保険審査 の最新動向と、無料 FP相談 を活用して家計を最適化する実践ステップを解説します。
脂質異常症の患者数は過去最高—最新統計
厚生労働省の(令和5年(2023年)患者調査 概況)によると、脂質異常症で医療機関を継続受診している総患者数は458.7万人。前回(2020年)の401万人から約57万人増え、過去最多を更新しました。生活習慣病として身近になった分、保険各社も審査モデルをアップデートし、「治療中でも条件付きで可」とするケースが増加しています。
申し込み前7日で済ませたい準備
- 1直近6か月の血液検査結果(LDL・HDL・中性脂肪を含む)をPDFまたは写真で用意する
- 2処方薬一覧(商品名・用量・服用期間)をメモに整理する
- 3主治医へ『保険加入を検討中なので検査値推移を確認したい』と伝えて最新データを入手する
- 4保険料支払いに使う銀行口座の残高と入出金パターンを確認し、家計シミュレーションの下準備を行う
2025年夏 生命保険審査のリアル
2025年前半には日本生命が約40年ぶりに予定利率を引き上げ、他社も追随する動きが報じられました(ダイヤモンド・オンライン)。ただし業界全体の予定利率は商品・会社ごとに異なり、一律に“1.5%へ上昇”と決まったわけではありません。審査で重視される LDL は160mg/dL前後がボーダーで、180mg/dLまで緩和する動きは現時点で公表されていません。薬物治療中でも以下の条件を満たせば一般型で通過する事例が増えています。
- 投薬開始後のLDLが140mg/dL未満で安定
- 合併症(高血圧・糖尿病・心疾患)の有無
- BMI・喫煙歴など総合リスクスコア
LDL値が160mg/dLでも入れますか?
最新検査でLDLが162mg/dLですが、通常の生命保険に申し込んでも落とされますか?

162mg/dLはボーダーラインですが、投薬で降下中・他の検査値が良好なら『条件付き標準体』で通るケースがあります。まずは直近3回分の検査値推移と投薬内容を整理し、オンライン保険相談で複数社を当たるのがおすすめです。
審査を有利にする告知書4つのコツ
告知書は保険会社にとって唯一の一次情報源です。不利な印象を避けつつ正確に書くには次の4点が重要です。
- 定量情報を最優先:『高め』『改善中』など抽象語は避け、直近数値と検査日を記載。
- 服薬目的を明記:脂質異常症以外の目的(動脈硬化予防など)があれば併記。
- 治療計画を添える:医師から減薬や生活改善計画を示されていれば引用。
- 余白は使い切る:記入欄が狭い場合は別紙を活用し、“書き漏れ”を防ぎます。
落ちる告知書—ありがちなNG
- 1『コレステロールが少し高い程度』と数値を書かない
- 2薬品名を記載せず『病院で薬をもらっている』のみ
- 3最近受けた検査結果を書かずに『様子見』と記載
- 4完治見込みを自己判断で『完治予定』とする
保険料シミュレーション:35歳男性・45歳女性
〈前提〉標準体/保険金額1,000万円/終身タイプ・終身払
- 35歳男性:月額約6,200円(一般型)/約8,900円(引受基準緩和型)
- 45歳女性:月額約7,450円(一般型)/約10,600円(引受基準緩和型)
薬物治療を継続しLDLを140mg/dL未満で維持できれば、6〜12か月後の再査定で保険料が約1割下がる商品もあります。
標準型・緩和型・特化型の選び方
選択肢が増えたとはいえ、持病ありの方は 引受基準緩和型 か 脂質異常症特化型 に目が行きがちです。しかし保険料の割増率は平均15〜35%。まずは一般型で“条件付き承諾”を狙い、ダメなら緩和型・特化型へ移行する『ステップ加入』が王道です。FP相談では3社以上の同時申し込み→最も条件が良いプランを残す方法が主流になっています。

検査値と治療履歴を正しく整えれば、審査は『落ちるか通るか』ではなく『どう通すか』の段階に変わります
無料オンラインFP相談を使って最速プラン作成
当社の無料 オンライン保険相談 は AIチャット→FP面談の2ステップ。AIが保険証券や検査結果の写真を解析し、面談時には『候補商品と月額保険料』がすでにリスト化されています。FPは家計全体を見渡し、学資・老後資金・投資(NISA/iDeCo)とのバランスを再計算。平均60分で“わが家専用プラン”が完成します。
加入後の健康改善で保険料を下げ続ける方法
一部の終身保険・医療保険では、契約後にBMI・LDLなどの改善を申告すると保険料が下がる『ヘルスエンゲージメント割引』が登場しています。ウェアラブル端末と連動し、1年ごとに再査定する商品もあるため、加入後も検査値を意識することで総支払額を抑制できます。定期的な 家計相談 で保障額と資産運用を同時にアップデートしましょう。
まとめ:重要ポイント
- 1脂質異常症患者は458.7万人で増加傾向だが、審査基準はデータ化により緩和が進んでいる
- 2LDL160mg/dL前後なら一般型で条件付き承諾の余地がある—検査値推移と投薬内容がカギ
- 3告知書は数値・治療計画・薬品名を具体的に書き、不利な抽象表現を避ける
- 4保険料は一般型と緩和型で月額2,000〜3,000円差—まず一般型チャレンジが鉄則
- 5AIチャット×オンラインFP相談で家計全体を最適化し、加入後も健康改善で保険料を下げ続ける
ぜひ無料オンライン相談を
脂質異常症でも保険加入を諦める必要はありません。AIが検査結果を瞬時に解析し、FPが複数社の商品を中立的に比較。通院歴や家計状況に合わせた最適プランをオンラインで提案します。隙間時間に相談でき、何度でも無料。健康改善後の再査定や資産運用の見直しも含め、長期にわたりサポートします。
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